チンアナゴ BLoG

〜アラサー会社員チンアナゴが気になったことやオススメ、人生で役立ったことを綴るブログ〜

【子供の学力を上げる】旧帝大卒が教える小学生までの環境づくり

令和になって新しい教育スタイルに刷新される話を前回しました。
www.chinanagoblog.work
2023年後以降はかなり普及しているでしょう。

しかし、指導要領が変わったとしても学力が伸びる根底にある要素は変わらないと思います。子供が生まれて親になってこれからどうやって子供を教育していこうか悩んでいる、そんな方達に向けて僕は言いたい。

子供の学力や知識を向上させるために親が直接助けられるのは小学生までです。

これは旧帝大の大学院を卒業した僕が子供時代の経験を振り返って感じることです。学力や知識を伸ばすにはインプットの習慣をつけることが大事で、それを親が子供に植え付けられるのは小学生までです。

では習慣化させるために、小学生までに子供にどういうことをしてあげればいいか、僕の子供時代を振り返って説明していきたいと思います。

子供の学力を上げる環境づくり

小学校入学前編

やるといいこと、やらない方がいいことをそれぞれ紹介します。

やるといいこと

小学校入学前の子供にすることは2つです。

1つ目は新しい知識を得ることを楽しいことだと思わせることです。これが学力を上げるベースで、この考えの有無は学力に大きな差を生みます。

オススメの方法は”図書館に通う”です。僕も小さい頃は親によく図書館に連れて行ってもらいました。これは本当に合理的だと思います。
なぜなら

  1. お金がほぼかからない(交通費だけ、または無料)
  2. いろんな分野の知識の宝庫

の超ローリスク・ハイリターンな方法だからです。

特に小さい頃に知識をつける上でオススメな本は百科事典です。百科事典って載っている知識としては浅いかもしれませんが、とにかくいろいろなことが載っています。しかも写真付きで(コレがGood!)。

人間はやっぱり文字よりも先に写真や絵に目が行きますし、子供はそれが顕著です。それに分野が多ければ多いほど子供が興味を示す可能性って高いですよね。百科事典→興味を示した分野の本(絵本)、この順番をオススメします。

もう1点、やるといいことは子供が得た知識に対して心から共感することです。

子供は自分が得た知識をやっぱり親や他人に言いたくなります。たとえ自分がすでに知っていることだったり興味のないことだったりしても、興味を示したり褒めてあげてください。そうすると子供はそれが嬉しくて、更に新しい知識を得たくなります。共感してあげることは知識を得る喜びに繋がる要素の1つになります。

やらない方がいいこと

よく子供にYouTubeを見せておくという話を耳にします。これはやらない方が良いです。全く見せてはいけないというわけではありません、しかし長時間見せることは推奨しません。

たしかにYouTubeもいろんな分野がありますし、その中に教育分野もあるでしょう。更に動画なので分かりやすくて子供は興味を示しやすいと思います。そういう意味では百科事典に近いものがあります。加えて親としては手があまりかからないし、簡単で楽です。

ただ百科事典とYouTubeは決定的に違うことがあります。

それはYouTubeが受動性のかたまりだということです。YouTubeは見ていると勝手に次へ次へと進んで行きます。そこには子供が何かを考えたりじっくり眺めるなんて時間はありません。ただ見ているだけの時間です。

ということは主体的に知識を得る喜びを子供がそこから得ることはほとんどありません

小学校編

こちらでもやるといいこと、やらない方がいいことを紹介していきます。

やるといいこと

こちらは3つあります。

1つ目は予習できるツールを与えることです。

世の中にはわからないことを復習する方が大事という人もいるかもしれません。でも僕は小学生に関して言えば、復習よりも圧倒的に予習の方が大事だと思います。予習の何が良いか、それは優越感(自信)を得られることです。やっぱり授業を受けているときに「私(僕)知ってる」っていう体験はすごく気持ちいいです。そうするとその快感をまた得たくて、「予習しよう!」というサイクルが生まれます。

僕の場合のツールは公文(KUMON)でした。公文は国語・算数・英語と種類がありますが、小学生当時の僕は国語と算数を習っていました。予習するツールは別に全教科揃える必要はありません。1つでも予習による優越感(成功体験)が得られれば教科書や本などを借りたりして、他の教科にも勝手に波及されます。

しかし、公文や塾は正直月謝が高いから通えないという家庭もあるでしょう。そんな場合は、参考書(歴史に関しては圧倒的に歴史マンガがオススメ)やスタディサプリ(月額980円)等で十分です。

ただし、その場合は子供から質問が来たら答えてあげる、または一緒に考えてあげる必要があります。質問に対して絶対に「私には分からないわぁ」だとか「そんなのも分からないの?」といった姿勢を示してはいけません。子供のモチベーションが絶対に下がります。

習い事の詰めすぎもNGだと個人的には思います。習い事を詰めすぎると、たとえ最初は楽しくても自由が無くて途中から嫌気が指す子供は多いと思います。多くても週3日、それ以上やる必要性はありません(子供自身がやりたいなら話は別です)。

2つ目は知識を得ることを習慣化するための時間を設けることです。

コレを小学生の低学年からやっておくと本当に効果的です。この時間は長い必要はありません。1日30分で十分です。あまり長くても非効率なだけです。

その際の注意点は2つ。

1点目は場所をリビングにすることです。自室だと自由度が高いため、他の誘惑に負ける可能性が高く習慣化することが難しいです。2点目は決して監視はしないこと、親にやらされてると子供が感じては意味がありません。あくまで自然と自分でやる環境を作ることが大事です。1−2ヶ月もすれば子供は勝手にやります。信じられない人がいるかもしれませんが本当です。

3つ目のやるといいことは具体的な体験をさせることです。

中学生になると部活も含めて、毎日何かと拘束されます。それに親と行動することも嫌がり始めます。だから小学生までにいろんな体験をさせてあげることが大事です。

僕の経験からのオススメは地方自治体の広報誌の利用です。小学生連れの親子向けの体験学習や大学での催し等が載っています。そういったものを活用すると、ただ遊園地に行くだけよりも子供の中ですごく世界観が広がります。実際に僕はそういった経験の中で将来やりたいことができて、現在の職についています。

今の子どもたちはYouTuberになりたいという子もいるでしょう。動画を作ることは質を問わなければ、スマホとパソコンがあればできるので実際に一緒に作ってみればいいのです。いろんなことを経験させて子供の見識を広げることは間違いなく知識の向上に繋がります。

やらない方がいいこと

これは1つです。やらないというよりも言わない方がいいですが、
「勉強しなさい」
この言葉だけです。こんなこと言われて勉強がやりたくなる子供なんていません。僕が知る限り、知識のある人達が親にこの言葉を言われたことがあるとは唯の一度も聞いたことがありません。

親ができることは環境づくり

結局子供の学力を上げるために親にできることは、子供に知識欲を沸かせる環境作りだけです。親が能動的に関わってもあまり良いことはありません。でもその環境づくり次第で一番大事な土台が変わります。

また親が子供の教育環境をコントロールできるのは小学生までです。中学生以降は塾などの一部の外部環境を提供することはできますが、基本的に子供が自分自身で環境を構築するしかありません。

なので次回は中学生以降が自分自身で学習環境を作る方法を書いていこうと思います。