チンアナゴ BLoG

〜アラサー会社員チンアナゴが気になったことやオススメ、人生で役立ったことを綴るブログ〜

【中高生向け】旧帝大卒が教える自分自身で学力を上げるための方法

前回、小学生までは親が環境づくりをすれば、学力を上げられるというお話をしました。
www.chinanagoblog.work
では中学生からはもう学力を上げることができないのか?決してそんなことはありません。

ただし、中学生から学力をあげていくためには自分自身の努力しかありません

中高生が学力を上げる方法

どうすればいいのか

まずはこれです。努力のやり方が分かっていなければどうしようもありません。行う努力は2つです。

1つ目は目的を設定して分析する努力
2つ目は継続する努力

「勉強方法じゃないんかい!」と思うかもしれませんが、この2つの努力がちゃんとできれば学力はついてきます。

では、2つのこの努力について具体的な方法を説明していきます。

目的を設定して分析する努力

なぜ目的を設定して分析する努力をすることが大事になるか、それは①勉強のモチベーションをあげる②方向性を間違えないためです。

目的を設定する

目的の内容は、”人生で自分が何を成し遂げたいか”です。壮大すぎると思う人もいるかもしれません。別に具体的じゃなくて構いません。具体的に決まっている人はより良いですが人生の途中で変化することもあると思います。

僕が実際に設定した目的も”人に感謝してもらえる機器を作る”とふんわりしたものです。ただ「〇〇高校に進学」という目的の設定はやめましょう。その先で苦しみます。

分析する

分析する内容は2つあります。

1つ目は目的に対して通過すべき経路(目標)を理解する
2つ目は短期目標と今の自分との間のギャップを把握する

短期目標というのは中学生であれば高校、高校生であれば大学に当たります。

1つ目の経路分析は簡単です。今はインターネットにいくらでも情報が載っています。大学や高校のHPを覗けば就職先や進学先を実際に載せているのでそれを見ればいいだけです。その他にもSNSで探して実際に目的する姿になっている人に直接コンタクトを取ってみる、身近な人に相談するのもありです。

僕の場合は”人に感謝してもらえる機器を作る”→”メーカーの技術職に就職”→”上位理系大学に入学”→”上位進学高校に入学”という経路で、情報源は本や親(を通して友達の親から入手)がほとんどでした。

2つ目の短期目標とのギャップ分析は2つ先の目標を想定して分析することをオススメします。中学生なら目標大学や目標就職先系統、高校生なら目標就職先系統です。なぜかというと、いざ入学してみたら自分の目的の実現確率が低いなんてことに成りかねないからです。

僕が行っていた具体的なやり方ですが、2つあります。

1つ目は模試の結果から分析する方法です。目標学校の平均合格点と現状の自分の結果との差を各教科毎に数値化します。(高校生の場合、大学によって出題内容の傾向があるので、それを把握しつつ各教科の内容毎に数値化)

2つ目は先生に聞く方法です。模試を受けたことが無い人でも可能で、何より手っ取り早いです。先生は受験生を受け持った経験が豊富ですし、客観的に自分がどういう立場にいるのか自分よりも理解しています。

こうやって自分の目的に対して自分に欠けているものを見える化できれば、自分が何をどれくらいやるべきかが明確になります。

継続する努力

ちゃんと目的や目標があってギャップが見えているにも関わらず、見合った学力が無い人は絶対に継続する努力が足りません。たしかに三日坊主という言葉があるように継続することは難しいです。でも継続すれば結果はしっかり付いてきます。

実際に僕も継続する努力ができたおかげで、高校入学当初は下から10番くらいだったにも関わらず、高校3年生では上から10番以内の常連になりました。では僕がどうやって継続する努力を手にすることができたのか、その方法を3つ紹介します。

自主的に勉強できる人と友達になって一緒に勉強する

継続できない人の最大の特徴は自分の意思が弱いことです(僕もそうでした…)。学校のクラスには必ず自主的に勉強できる人間がいます。その人と友達になって一緒に行動すれば必ず勉強をする時間が1日のうち1回は訪れます。そういう強制的な環境をまず構築することが大事です。

To Do(やること)リストを作成する

To Doリストが継続することに繋がる理由は達成感が得られるからです。ただし、To Doリストを作る上での注意点は3つあります。

1つ目はリスト内容を具体的に書くことです。例えば”英単語を覚える”ではなくて”英単語を30語覚える”という様に固有名詞や数値を用いることです。

2つ目はタスク量は徐々に増やすです。いきなりたくさんのタスクを書いても長続きしません。オススメは3つから始めることです。理由はリストとして成立する最低量だからです。まずは継続するために最低量から始めましょう。

3つ目はTo Doリストは紙に書くです。これは注意点というよりオススメです。今はスマートフォンにもTo Doリストは基本的に入っています。それでも紙でリストを作ることをおすすめする理由はタスクが完了したときに塗り潰せるからです。スマートフォンでは完了ボタンを押すだけです。得られる達成感は紙の方が圧倒的に高いと思います。騙されたと思ってやってみてください。

ライバルを作る

そして最後の方法はライバルを作ることです。やっぱり競争相手がいるのといないのとでは全く持って熱意が変わります。そしてライバルを作る上で重要なことは自分をセンターで見たときに自分に近しい上下の人間を設定することです。

自分から遠く離れた人間をライバル視しても意味がありません。上だとしても下だとしてもギリギリを争っているような切迫感が生まれません。また少し上のライバルを設定することはよく耳にすると思いますが、僕は少し下の人間もライバル視した方がいいと思います。なぜなら抜かれるかもしれないという危機感が生まれるからです。

最後に少し勉強方法も・・・

以上が学力を上げるための方法でした。残念ながら学力にしても他のことにしても(一部の天才以外は)簡単に身につく方法はありません。逆にこの努力が出来ればある程度何でもできるようになります。

この努力ができる人にはそのうち自分の勉強方法というものが確立されるので必要ありませんが、それでもやっぱり勉強方法が知りたいという方にオススメの方法を少しだけ教えます。

参考書は限りなく少なくしてそれを究める。

いろいろな参考書が良く見えて目移りするのもわかりますが、それは無駄にタスクを増やすだけです。それよりも同じ参考書を何度も反芻して、この本のことなら何でも分かるという状態になった方が遥かに有効です。僕の英単語帳は反芻しすぎてページが取れました。

板書するノートは書いていることをそのまま写さない

先生が黒板に書いていることをそのまま写しても、後で見返した時に理解するのに時間がかかります。そのまま写すだけでなく、ちゃんと自分で考えて納得した理由や先生の説明内容も付け加えて板書すれば効率的ですし忘れにくいです。とにかく考えながら書くことです。

各教科のアドバイス

国語

現代文は本を読むこと、読んでわからない単語は調べてみることです。古典や漢文は単語を覚えることと、その文学の現代語版も読んでみることです(特にマンガがあれば情景も浮かぶのでオススメです)。

英語

英単語の日本語での意味は全て覚えましょう。そして文章を何度も音読(not朗読)しましょう。何回も読めばこの単語にはこの前置詞が来ないと気持ち悪いという感覚を覚えます、英語の文章でそのまま内容を理解できるようになれば最高です。

数学

理解できない内容が来た時はそこを飛ばさずに何度も復習しましょう。数式を応用したり組み合わせたりすることが多いので分からないものを放置するとその次も分からないということがよく起こります。微積分などグラフ化できるものはグラフ化して考えると頭に入りやすいです。

公式の成り立ちが分かれば最高ですが、そこは深く考えると時間がかかります(時間をかけても分からない場合が多いです)。分からない場合はとにかくその公式を使った簡単な問題をひたすら解いてすり込みましょう。

社会

歴史のアドバイスになりますが、歴史内容は単発で時代と内容を暗記するのではなく、ヨーロッパや東南アジアなどある程度の領域に分けて、相互関係を見て流れを捉えましょう。こちらも古典などと同様に歴史マンガを読んでみることをオススメします。

化学

とりあえず化学物質の色や融点などは覚えるしかありません。学校で習うゴロ以外にもゴロを自分で作ってみることがオススメです。反応のしやすさやモル計算等はしっかり理論を理解しましょう。

物理

高校で習う物理現象は絵を描けるものであれば絵を描いて覚えましょう。高校物理は絵を描くことから始まると言っても過言ではないくらい、物理現象を理解するときの助けになってくれます。(大学で習う物理はそんな次元には無いことが多いですが、古典物理は絵にしやすいです。)